【表紙】 【題簽】 国芳国貞錦絵 【白紙】 【白紙】 【白紙】 【白紙】 □【婦】人諸礼鍳之内  婚礼 □【夫】婚礼は礼の元娶に かならず媒をもつて すと唐土の聖は説かれ □【て】も吸物の蛤が屏風の 裏に押てある □【雀】形になる事は月令 □【に】もさらに      見えず □【縁】をさだんの □【日】を撰びおくる       【印】 一勇斎国芳画 【印】上金 【上端一文字分不読・ポーラ文化研究所蔵本を参照し注記】          【印】 朝桜楼国芳画 【印】上金 荷物に番組を □【定】め又祝言の 吉日は式 □【三】献の 三番叟 □【面】筥ならぬ 貝桶に □【媒】人の □【地】謡ひ □【あ】れば □【は】やしは □【局】待女臈 □【新】婦御のシテが □□【発明】に左あらば鈴と □【い】ふごとく姑も鍵をや 【上端一文字分不読・ポーラ文化研究所蔵本を参照し注記】 □【ま】ゐらせんたえず      とうたり 家の悦び実にこれ 子孫の種蒔とも      いふべし  帽子着た   すがたや  雪の   白牡丹                一勇斎国芳画                    【印】 [上金]     柳下亭種員記【印】 【白紙】 【白紙】 《題:出雲の大社》           黄幡 八百万神 どふけ  あそび 【図中文字を翻刻】 ヤツカ   ノ  ツルキ リウシン カケツ 千 ヘウビ 金神 ケンム キヲン ヒヨシ マコラ 【図中文字翻刻】 トソシン コハケ ウスメ アソ わたつみ 千 ハルヒ イソノカミ 以戌 児  田       う  さんめん  知  田地が  飛かく  ひかは たかし きぶ子          ぶんろく  たなが  しこ  聖  千両   美   有 ひん   之   嘉     久      与     古      ここ志        茶情         長塔狂玉 【文字無し】 【文字無し】 【右丁 右上】 七五三祝ひの図 【右丁 右下】 国貞改二代   神田かぢ一   豊国画   清水屋板 【左丁 右下】 国貞改二代   豊国画 【挿絵中の囲み文字】 千歳飴 【中頁 右下】 国貞改二代  神田かち一   豊国画  しみつや 【右下】   国貞改二代 一陽齊豊国画     神田かち一     清水屋板 【文字無し】 【文字無し】 【右丁 右上】 大 社 ゑん む すび 【右丁 中程】 〽おれもまいとし てうつけをしたが こんな事はない ばか〳〵しい 【右丁 中段左】 〽これ〳〵おのれ こんなじやう だんもほどが あるおのれ  みろやい 【右丁 中段やや下】 〽こうむすひちがつて いまことにこまるよ こりやひとしあん しにやならぬ 【右丁 下段】 こう〳〵〳〵 どういふもんだ しほがまもこれ ではこまるだ     ろう 一魁齊 芳年筆 〽まア〳〵〳〵 おたがひに しづかに〳〵〳〵 〽なアに おれがしたが どうした してわるけれは とうともしろ 【左上部】 〽こんな事ぐらい をおこられて たまるものか いま〳〵しい べらぼうづらめ 【下段】 〽おれも まことに こんなに こまつた 事はない 〽こんだはまちかはぬ   ようにきを     つけよふ 【文字無し】 【文字無し】 《割書:風|流》生人形 一寿齊  国貞画 【文字無し】 【文字無し】 □月□【川・つ】か湯の図   一陽齋豊国画 ト山口 【右下】 豊 【中央下】 香蝶棲 豊国画 ト山口 【左上】 大々宮 千靏万亀 大叶 【上部が少し切れている】            ト山口               一陽齋                豊國画 大々宮          ト山口 千靏万亀 大叶 山口梓 大吉 □硯 萬福 歌  松屋 仙の  廣瀬 名酒 【文字無し】 【文字無し】 【右下】 有原業平 【中央上】 大伴黒主 道化     〽そふだに〳〵〳〵 六かせん             〽こちらへ                おいで                  〳〵〳〵 【左上】 喜撰法師   小野小町    〽そつちへ     つれて行れては     まことにつまらぬ 【右上】 かせん        〽こちらへ           おいで             〳〵〳〵 喜撰法師   小野小町    〽そつちへ     つれて行れては     まことにつまらぬ 〽これは〳〵 大へんをはじめ     たはい                     〽そふ                      むまくは                       やらぬ                          そ                        まあ                         〳〵〳〵 僧正遍照           文屋康秀 【文字無し】 【文字無し】              喜撰法師  文屋康秀 世(せ)界(かい)之(の)穂(ほ)羅(ら)会(がい)                  大伴黒主 〽こうがんばつては   小野小町  うごきはねへ是から    サァ〳〵やつけろ           〳〵         〽これでは          ぶうのねも 〽なんだか      でねへ小野道風  ちつとも               僧正編正  わからねへ  〽につ     ほん     一の   ほらだ〳〵ホイ                 在原業平     是はぶたかしらん                           れいごうあざり                          れいごうあざり 〽ふきとば   されちやァ   是からどこへ    おちつく     べへ              こぶかみね 【白紙】 【白紙】 つもる   夜の     梅            一勇齋             国芳画                             【□藤慶】 屋号印 藤慶 【落款】 一勇斎   国芳画【印】 【屋号印】藤慶 【落款】 一勇斎  国芳画【印】 【白紙】 【白紙】 【囲みの中の表題】 道化狂けん尽し           〽その御かぶとおいたしては                    どうもわたしがかつ                          よりさまへ 〽もつとこらへこい〳〵  おつことしてやる        から 〽つゝらしよたがおかしいか  というよふなものゝ中のりは  よつぽとこわくなつてきた       といつてよす         にもよせねへ                        〽はてきゝわけ                         のない一たん                         みかとへそなへた                          うへでまた                          よきふんべつお                          だしたがよい                              ぞや 【左丁は次のコマ】 〽アヽあぶない〳〵         〽しばらく〳〵と  いまにおちる            ゆうつもりてやる    たろう             きだかおはりやでは  しかしあいつに           けんふつのしゆうち   おれはかふお           しめいかしらん       とられた             〽おれもあざぶで 〽もうちつと       座頭といわれたか  ねていやうか       このやくまはりは                 ちつとこは                    いぞ                            〽あおくなつたり                             しろくなつたり                              ふたなを                                 した 【白紙】 【白紙】 【落款】 五渡亭  国貞画     【丸印】極 【丸い囲みの】 ゑん 日の景                         【落款】                         五渡亭                          国貞画                       【丸印】極 【提灯看板の文字】 ほたる  松むし 鈴虫  草ひばり 虫品〳〵 大叶                     【落款】                       五渡亭                        国貞画                        【丸印】極 【白紙】 【白紙】                太田彫駒 弥次郎兵衛         喜翁豊国画  坂東彦三郎    【丸印】《割書:板|元》井筒屋   座頭ねぶ市    浅尾与六 〽わしが《割書:サ》にくいやつはあをじの鳥(とり)よ《割書:ヘ・》【注】  わしがだいじにした大根(だいこん)ばたけの  大根 種(たね)ひゞつてくつてにく  いやつめとさをさしおへば《割書:ヘ・》  ちよふどむかいの桜(さくら)の  木にとふまつて《割書:ヘ・》なん  とさいづるかと立(たち)  ふりきけば《割書:ヘ・》しいち  ちよつきり〳〵いけじく  ひようたんがゝりの  しなべじゝいのこんじよう  ぽねのわるさよ《割書:ヘ・》二 度(ど)とおいます  まいあをじの鳥(とり)よやんれ《割書:引》 【「ヘ」の字の形の中に「・」を付けた記号と思われる。】  とぼけたじいさんごろ八  茶(ちや)わんでしぶちやを  かつこめ茶(ちや)うけは  こがしじや《割書:コリヤ|  〳〵〳〵》 ごぜおたの  沢村田之助 喜多八  沢村訥升          【落款】喜翁豊国画  【丸印】 《割書:板|元》井筒屋                           太田彫駒 【白紙】 【白紙】 【右下の落款】 豊国画 【右下に印二つ】 【左下の落款】 豊国画 【右下の落款】 豊国画     【丸印】 【左上囲みの中】   師走 十二月之内  餅つき 【白紙】 【白紙】 【白紙】 【白紙】 【裏表紙】