変化物春遊 寛政五丑年 三十二へ【?】 木むら■ 変化物春遊 慈悲成作 豊国画 二冊 まいよあをきひのみへる やなきのたいぼくあり よにいりてその もとへゆくものなし たゝばけやなぎ〳〵と そいゝけるところの ものあをき火のもゆる ともこよひはしのつく ごとくのあめゆへ そのひもなからん とたゞひとりその火 のもとへゆき■■はいつ よりそのひあをみ てものすごしみる うちにやなぎ のたいぼく いつはい にあを〳〵 ひかり ければかの おとこそのまゝ たをれるか これあを さぎのなす わざなり