《題:北斎写真画■》【書誌情報からすると「画譜」と推定される】 【右上ラベル1】 322 B 【右上ラベル2】 416 【右下ラベル】 JAPONAIS 638 いにしへのかねしろくきらめくすちなか らむ鏡もとし月をし【強調の助詞】ふれ【経れ】はおのつから むらくもなすくもりもいてきぬへしされは いまやうなるものからあふひ【唐葵=タチアオイ】やつ花【茅花】かた【形】 のかゝみをらてむまきゑの箱にいれたるなと うちみるよりきら〳〵しくはなやかにかゝや きたらんはいにしへのにもまさりてめてたし とおほゆるそかし[い]てや【以下折り目】 かくこそあらめふりにたるつし【厨子】あるは てはこ【手箱】なとのそこにうつもれたるしみの すみかよりとうて【取う出】たる古代なるゑよりも いまめかしきかたさへそひて見るにうち ゑまるゝはをりにつけことにふれてうつ りゆく人の心のさかにこそ  文化とゝせあまりひとゝせやよひついたちの日                 平由豆流 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】 【文字なし】