覚 一なまず鍋 弐百文ゟ 一同 家破焼 同 一同 すつほん煮 同 一上 酒 《割書:一合| 四十文》 右は大地震ニ付  大安うり仕候      ●多田木大九郎      ■持丸金蔵      ▲鬼瓦平蔵 本性は   違はぬ  酒にはらたつも   なくも  わらふも    欲のひと辟