【表紙 文字無し】 【表紙裏(見返し)資料整理番号のラベル】 JAPONAIS  365 【見返し 文字無し】 【白紙】 【白紙】 【白紙 資料番号が手書き】 1825【線を引いて見せ消ち】 365 【題箋】 《割書:再|板》絵本初心柱立(ゑほんしよしんはしらだて) 1 上 【題箋の横にアルファベットで本の説明を手書きした紙を貼付。】 4 Ye hon siyo-sin Hasira date  Enseignement des premiers principes   du dessin, 3 Vol, Comp,    No, 534 du Cotal(?), Cel(?), Japoneioumn(?)【Japonaiserieヵ】 【文字無し】 やゝ冬(ふゆ)がれの庭(には)のけしき。一人居(ひとりゐ)の 気さんじさは。土(ど)ぐわんす【陶製の鑵子(かんす)】に葉茶(はちや)をわかし。 つくへにもたれて。日比(ひころ)すける絵本を 工(たく)めと。あくびは出れと絵工(ゑく)の出(いで)ぬ候。 予 此道(このみち)にうとくさもあれめくら へびにおそれずと。古今名(ここんめい) 筆(ひつ)の書捨(かきすて)を集(あつめ)て愚筆(ぐひつ)に 作(つく)り。すぐに題号(だいがう)を。絵本初心柱立と                        し侍る 猩々(しやう〳〵) 【絵だけ。文字無し】 獅子(しし)  一日に  五百里も  はしる  けだもの也  とらへう  をくらふと  いヘリ 豹(へう) 虎(とら) 虎子(とらのこ) 豹(へう)かたちねこの   大成がことし   白きおもて   まるきかしら   わけて毛を   むくむ 虎(とら) 千里の竹林 にすんで 風を生ずか ける事矢の ごとし大うしの ごとしのこぎりの きばありこゑらいの ごとし白虎なり 象(ざう)大成る物也きばながし  はなにて人をまくと也  三年に一度 乳(にう)す 【上部】 麒麟(きりん) 聖人の 御代に 出る仁獣   なり かしらに 一角 あり 【下部】 犀(さい) かしらは 馬のことし 一角有 せに甲 あり能 水上を かける 【上部】 貘(ばく) はなはざうのごとく 長しつねに竹を くろふあしきゆめを く【「て」とあるが誤記と思われる】ろふとて枕に ばくをかくよく ねむるけだもの也 【下部】 野猪(ゐのしゝ) 腹ちいさく あしみじかし きばあり はないき あらしの ごとし 【上部】 狼(おほかみ) 口みゝきわ迄 きれするど成 ほうさき前後を 能見る けだもの也 あしの ゆひに水 かきあり 豺(やまいぬ) 【下部】 熊(くま) 深山に住 むねに白 脂(し) あり月の 輪といふ たけき けだもの也 目たてに あきあし 人のことし つねに かにを くらふ 【上段】 鹿(しか) 四月に角おち て又二三月に 生ず其上鹿は 天上を知るけだ もの也雨ふらん とては三日前に しるとなり六月に子をうむと也 【下段】 男狐(おきつね) はなとがりて 尾大き也百 さいに至りて 北斗を礼 してはけるとなり 【上段】 猿猴(ゑんこう) 猿ににてひじ長し 能木の枝つたふもの          也 【下段】 狸(たぬき) かしらとがりて口ひろし 年へてしゆ〳〵のようくわいを なし人をまどわす也 【上段】 貉(むじな) 能ねむるもの也    ひるはふして    よる出るけだもの    なり 【下段】 羊(ひつじ) 能紙をくらふ    けだものなり 【上段】 猿(さる) 手あし人の ごとししりに 毛なく尾みぢ かくさわかし き物なり 【下段】 兎(うさぎ) まへあし みぢかし しりに九ツ のあなあり なく水を およぐもの    なり 【上段】 璽【「或は「靈」ヵ】猫(じやかう) 色くろし ほそに 香気 あり 【下段】 獒犬(とうけん) みゝたれて 尾ながし たけきものなり 【上段】 猫(ねこ) 十二時に まなこ替る けたもの也はな つねにひやゝかなり 夏至に一日あたゝか    なりといへり     毛いろ      しな〳〵         有 【下段】 小犬(ちん) 犬(いぬ)  さとに  すんで  家をま  もるもの  なり  毛いろ  しな〳〵  あり 狗猧(ゑのころ) 【上段】 栗鼠(りす) 鼠にて大 きし色き くろし 毛ふかく して あたゝか なり 【下段】 鼬(いたち) 鼠ににて 身長し 尾大 きく 色くろき なり能 鼠を取 なり 貂(てん) いたちの こうへし【意味不明】 をてんと いふ山に すむもの なり 【上段】 鼠(ねすみ) 四ツのはあり きばなし まへの爪四つ うしろ爪五つ あり 白鼠   あり ちいさきを 廿日鼠と いふ 【下段】 繋馬(つなぎむま) 猿(さる) 連銭葦毛(れんぜんあしけ) 髪白(ひたいじろ) 駮(ぶち) 雪踏(よつじろ) 鹿毛(かげ) 黒馬(くろむま) 紅梅鴇毛(こうばいつきげ)  野馬(のむま) 河原(かはら)毛     毛色 栗(くり)毛      しな〳〵          あり 糟(かす)毛 葦(あし)毛 柑子栗(かうしくり)毛 野牛(やぎう) 下ば有つて上はなし    はなにて物を能きく也  牛馬のとしを知るにははにてとる                と也 黄牛(あめうじ) めうし 犢特牛(ことひうし) 星斑牛(ほしまだらうし) 上(のぼり)り【送り仮名の重複】龍(りやう) 下(くだり)り【送り仮名の重複】龍(りやう) 雲龍(うんりやう) 雨龍(あまつりやう) 飛龍(ひりやう) 輪龍(わりやう) 龍之丸(りやうのまる) 【上段】 海老(ゑび) はせゑび 【下段】 石亀(いしかめ) すつほん 緑毛亀(みのがめ) 【上段】 蝤䗋(がざめ) 蟹(かに) 【下段】 亀(かめ) 緑毛亀(みのがめ) 龍門瀧(りやうもんのたき)【左側に振り仮名】鯉(こい) 【左下部】 日和 【裏表紙 文字無し】 【表紙 題箋】 《割書:再|板》絵本初心柱立(ゑほんしよしんはしらだて) 2 中 【文字無し】   孔雀(くじやく) かしらに三毛をいたゞく 尾さきに 玉のふあり人手を うつてうたへは   まふ羽音  さゝなみの   うつが  ことし 女鳥 鳳凰(はうわう) 聖人の代に      出る仁鳥也    羽を五しきにいろとるこゑは    しやうのことし祠にすみ竹の    実をくふ《割書:其外さいしきは|色々いろどる也》 鶴 ちとせのよはひを たもちめてたき 鳥なり せはねうす鼠いろ 目ほあかし つはさくろし 夜半のなく声 ましわりて はらむと也 鶴はその類多し   羽いろもいろ〳〵あり 音呼鳥(いんことり) せはねとくさいろ也 ほむねあかし 鶺鴒(せきれい)   せはね青し   ほむね    きいろ也 とぶ時 なくゆく ときは 尾かしら をうご  かす也 鶴(つる) 沢辺におりゐて せりをくふ也 せくろ  鶺鴒(せきれい)  せくろし  はら  きなり 杜鵑(ほとゝきす) せはね きいろ鼠  いろなり はら白し うくいすの巣に かいご【卵】をうむと     いへり 鵲(かさゝぎ)  せはねくろ青し  かしらのふ白し  はら白し  尾とがりて  はしくろし 【右中部】 雉子(きじ) 【右下部】 鴛(えんとり)【「は」と振るは誤記と思われる】 羽いろ青   くろし 鷹(たか)  ゆうもうの とり也田猟【でんりょう=野に出て狩をすること】に もちゐてとりをとら しむるたかの類色〳〵         あり 【上段】 鵠(くゞい) 雁より大なり 羽いろ白し あしあかし たかくとぶ   なり 【下段】 雉(きじ) おとりはかしらむね    はね青くひかる 尾ながしめ鳥は かわらけ色也 尾みじ かし 鷽(うそ)かしらくろしせはね   うす鼠尾さき黄色也   はら白しうつくしき鳥也 鴎(かもめ)  羽いろうす白く  目あかくはし  あしなかし  三月にかいご【卵】をうむ 燕(つばくら) 春の社日に来て秋の     社日にさるどろをふく     みてすを屋さきの     下につくる戊巳の日           さくる也 せはね くろく はら白し はしあか し 鵥(かしとり)こげいろ也    かしら青し    はねにふあり 山雞(やまどり) きじににたる鳥也 尾ながしうつくしき鳥也 山どりの尾のしだり尾 のと哥にもよめり 鴈(がん) 羽いろうす くろしはら白し 秋みなみへ わたり春 きたへ行 なり 鴛鴦(をしどり) 縁のふかき鳥也     女の鏡のいへにも おしのおもひ羽とて入おく也 かしらに白く長き毛あり うつくしき鳥也いろ〳〵のはねいろ也 鳩(はと) 羽いろうす白しうなじの   下まだらにしてしんしゆの   ことし其外羽いろ〳〵有   おとりははれをよばひ   女鳥は雨をよばふといへり   まはとはつちくれと   いふなり 𩿦(ましこ)【只+鳥】せはね鼠    きいろなり    むねうすあかし 鴰(ひよどり) をかしらともに 青くろし 大雪ふらんとする時は 飛あつまるといへり 小こく 鶤雞(とうまる) 雞(にはとり) ■(ひよこ) 此鳥類多し羽いろさま〳〵           あり 白鷹(しらたか) 類多し さいしきに 口伝あり のご鳥  せはね青ちや  いろなりほあかし 雲雀(ひばり) すゝめにてこげくろ    色なり空中を    とぶことなゝめならす 鶍(いすか)せはねかきいろ也    はら白しくち    はしくいちかふて    あわず    俗にいふ物の    ちかふことを     いすかの     はしと     いふこと     此とりより     出ることば     なり 【右上】 鷲(わし)尾ながくつはさみぢ   かくいろき也空中を   とぶよくけだものを   とるなり 【右下】 鸚鵡(あふむ) せはね白く青し かしらはしあし あかし又五色 もありよく ものいふ鳥なり 【左上】 ■(くま)鵰(たか) わしくまたか其性 をなじ羽を矢にはぐ也 【左下】 鵐(しとゝ)  すゝめの類也  羽いろこけ  いろなり 梟(ふくろう) ねこのかほ のやうにて 夜 ̄ル とび 昼ふす なくこゑ らうじん のことし 角鴟(みゝづく)ふくろうと其性同し    みゝ有なくこゑ    わらふかことし 鷦鷯(みそさゞい)  すゝめにてせはね  はいいろまだら也  あしにすを     かくる也 水雞(くゐな)  ほ白くくちばしながく  尾みじかくせに白まだら成  ふあり水辺にゐて五月比夜なく鳥也 鳶(とび) たかにゝたり せはねこけ いろなり尾は かぢのごとし 烏(からす)惣くろし生きて六十日   母くゝむるすたちして   六十日又母をくゝむる   孝鳥也 鶉(うづら) せはねかはら けいろなり おとりはあし たかし めとりはあし ひくし 田鼠【野鼠の異名】起して うつらと成と いへり 錦雞(きんけい) くじやくの      はねのことし      又五しきも        あり 翠雀(すいしやく)【左側に「るり」と傍記】 せはねるり いろなり かしら目のあたり うすあかし すいちやう ともいふ 白鷴(はくかん)山とりににていろ白し    こくもんのふあり       尾のながさ        三四尺 翡翠(かはせみ)  はねうすくろし  せに青き毛あり  くちばしなかくあし  くれなゐ也うつくしき鳥  なり  水上にて  よく魚を  取 鵙(もず) かしらせはね 青ちやいろ也 はらうす鼠 ふあり 夏至になき 冬至になき やむ ふんとり  せはねきいろ也  羽さきくろし  ほあかし 鶸(ひわ)かたちすゝめの   ことしとくさいろ   なり 鶲(ひたき)かしらあをし   せはねうす   くろし 桑䲩(あつとり)  羽かた  あかし  せ朱   くろ    いろ      也 はとう鳥  せはね青し  くちはしあし  あかしさかあり    かたち鼠にゝ    たりいろはいくろ 蝙蝠(こうもり)にして四そく    あり    夏出る夜 ̄ル    とんてかをくふ あをぢ 羽いろき青ちや也 おとり めとり とき せはね うすあかし はら白し はし ながし 鸎(うぐひす)  せはねうすきいろなり  尾さきうすくろし  立春の後鳴也金衣鳥【きんえちょう】        ともいふ也 鳬(かも)かしら青くろしあしあかし   はらうすくろし   其外いろ〳〵   の羽いろ     あり 八頭(やつかしら)  いろ〳〵の羽いろ        あり 鸊鷉(かいつふり)はとの大さにしてあし    かもににたりりくきやう    することならす巣を    うきくさなどに作る 【右上】 𧒑(まめ)嘴(どり) はしふとく 羽きなる まめのいろ     なり 【右下】 画眉(ほうじろ)  せはねこけ色也  ほ白し 【左上】 鳺鴀(かつこうどり)  としよりこい也  色きいろ也 【左下】 鶚(みさご)たかににてきいろ   なり水上にて   魚を取くふ とうくわ鳥 かしらむね くろし せはね うす くろし 深山(みやま) 畫眉(ほうじろ)  羽さききいろ也  せくろあかし  鴻(ひしくい) かんの大成もの也 はら白し 沢辺におりゐて ひしをくらふ也 啄木(てらつゝき)【「きつつき」の異名】かしらは桃花のことし     はしあし青くはし     なかくきりのことし     木をうかつて虫をくらふ めじろ とくさいろなり     はら少白し     めなぶちしろし 【右上】 鷸(しき) うつらのことくして    羽いろ青こけいろ也    鼠いろの羽もあり    雨ふらん時なくなり 【右下】 鶫(つぐみ) せはねかわらけいろ也    せいほに是くふなり 【左上】 竹雞(やましぎ) かういろして     またらあかし     尾なし蟻をくらふ也 雀(すゞめ) せはねこけいろ也    くちはしに    きなる所あり 千鳥  はねうす青し  ほはら白し 【上段】 山雀(やまがら)せはねくろあかし    むねうすあかし    くるみをくらふ 四十雀(しじうから)はねうす     くろ青し     はしきめなり 【下段】 駒鳥(こまとり) せばね うすあか  くろし むねあかし 鳴声こまの ことし きひたゝき はねうす くろし かしらむね   きいろ    なり 哵々鳥(はゝてう) をかしらとも くろしさか    あり したは   人のことし さんかう鳥【三光鳥】 練鵲(れんじやく) せはねうすくろし かういろ也尾に 白き毛あり ねりたる おひのことし きやう〳〵し鳥【仰々子鳥】  せはねうすいろ也  はさききなり  はら白し 嶋鴰(しまひよどり)  かしら白し  せはねくろし 【上段】 ゑなか鳥【柄長鳥】 せはねうす くろし すこし あかし 【下段】 かうざし  せはねうす  青し  かしらはら  あかし ひかう鳥  せはね青し  はらきいろ也 【上段】 烏鳳(おながとり)  いろ〳〵の羽いろ      なり 玉母鳥共云 山鵲(さんしやく)  せはねいろくろし  はしあかく尾長く  して   遠く    飛事    なら      す 【下段】 白鷺(しらさき) 林木すんて 水にむらかる事 雪の ことし いたゝきに ながき毛あり いとのことし 青鷺(あをさぎ)  はねいろ青し  其性白さぎに  おなじ   五位鷺(ごゐさぎ) うなしに 紅毛あつて かふりの ことし 吐綬雞(とじゆけい) かしらきしにゝたり      はねのいろ青      くろし  ほうすあかしきいろ成  所もありさか毛あり     まへによたれかけの     やう成長き毛有 鸕鷀(う)  せはねくろし  はらすこし  白し 鶩(あひる)いろ〳〵の 羽いろあり飛事 あたわず 【裏表紙の裏(見返し) 文字無し】 【裏表紙 文字無し】 【表紙 題箋】 《割書:再|板》絵本初心柱立(ゑほんしよしんはしらだて) 3 下 【表紙裏(見返し) 文字無し】 松(まつ)に藤(ふぢ) 若松(わかまつ) 竹(たけ) 漢竹(かんちく) 笋(たかんな)【たけのこ(筍)の古称】 長間竹(しのべたけ) 紅梅(かうばい) 梅(むめ) 桜(さくら) 糸桜(いとさくら) 柳(やなぎ) 楓(かへで) 藜蘆(おもと) 南天(なんてん) 杉(すぎ) 蓑虫(みのむし) 桃(もゝ) 梨(なし) 源平桃(げんへいたう) 栗(くり) 蝉(せみ) 林檎(りんご) 蜜柑(みつかん) 橘(たちばな) 梔(くちなし) 梔実(くちなしのみ) 柚(ゆ) 石榴(じやくろ) 葎(むぐら) 銀杏(いちやう) 柊(ひいらぎ) 棕櫚(しゆろ) 伊吹木(いぶき) 黄楊(つげ) 蜘蛛巣(くものす) 桐(きり) 樗(あふち) 百足(むかで) 毬花(てまり) 木槿(むくげ) 椎(しい) 蔦(つた) 凌霄花(のうぜんかづら) 榧(かや) 【上部】 柏(かしわ) 胡桃(くるみ) 【下部】 梶葉(かぢのは) 松茸(まつたけ) 【上部】 椿(つばき) 【下部】 沈丁花(ぢんちやうけ) 海棠(かいどう) 桜草(さくらくさ) 【上部】 蠼螋(はさみむし) 笹龍胆(さゝりんだう) 水木(みづき) 【下部】 芭蕉(ばせを) 酴醿(やまぶき) 螻(けら) 【上部】 蝶(てふ) 牡丹(ぼたん) 鳳蝶(あげはてふ) 【下部】 菫草(すみれぐさ) 芍薬(しやくやく) 蜻蛉(とんぼう) 【上部】 栯李(にはむめ) 梅嫌(むめもどき) 【下部】 皐月(さつき) 羊躑躅(もちつゝじ) 【上部】 蘇鉄(そてつ) 虻(あぶ) 垣衣(しのぶ)  【下部】 庭桜(にはさくら) 菝葜(えびついばら) 蕨(わらび) 【上部】 秋海棠(しうかいどう) 𧉣(たまむし) 薔薇(いばらしゆうび) 【下部】 鳥頭(とりかぶと) 甲虫(かぶとむし) 華蔓(けまんさう) 【上部】 桔梗(ききやう) 女郎花(をみなめし) 轡虫(くつわむし) 山茨菰(ほうづき) 【下部】 菊(きく) 薄(すゝき) 【上部】 蘭(らん) 春菊(かうらいきく) 【下部】 美人草(びじんさう) 罌粟(けし) 【上部】 蜂(はち) 石荷(ゆきのした) 【下部】 鶏頭花(けいとうげ) 鴈緋(がんひ) 【上部】 石竹 薊菜(あさみ) 瞿麦(なでしこ) 【下部】 施覆花(おぐるま) 鳳仙花(ほうせんくわ) 石菖(せきしやう) 金銭花(きんせんくわ) 【上部】 鉄線花(てつせんくわ) 杉菜(すぎな) 蓮花(れんげ)  草(さう) 土筆(つく〴〵し) 酸漿(かたばみ) 蒲(たん) 公英(ほゝ) 【下部】 百合(ゆり)草 秋葵(しうき) 紅花(こうくわ) 【上段】 芙蓉(ふよう) 籣(ふぢばかま) 【下段】 刈萱(かるかや) 蛬(きり〴〵す) 萩(はぎ) 【上部】 蓮(はちす) 蛙(かはつ) 河骨(かうほね) 【下段】 杜若(かきつばた) 豉虫(まひ〳〵むし) 鈴(すゞ) 虫(むし) 松(まつ) 虫(むし) 【上段】 菖蒲(しやうぶ) 蓬(よもぎ) 蛍(ほたる) 蒲(かま) 【下段】 沢瀉(おもだか) 菖蒲(あやめ) 【上段】 蜻蛉(かげろふ) 沢桔梗(さわききやう) 露草(つゆくさ) 蚊帳釣(かやつり)   草 小蓮花(これんげ) 【下段】 覆盆子字(いちご) 白葵(しろあふひ) 白小葵(しろこあふひ) 蒲萄(ぶだう) 瓢箪(へうたん)【「簟」(音テン)とあるは誤記と思われる】 蟻(あり) 蟷蜋(かまきり) 【上部】 蕣(あさがほ) 蓬虆(つるいちご)【「蘽」とあるは誤記ヵ】 【下段】 茶山花(さゞんくわ) 水仙花(すいせんくわ) 【上段】 慎花(いはれんげ) 蠅(はい) 葱花(ぎほうし) 木賊(とくさ) 【下段】 射干(からすあふぎ) 檜扇(ひあふぎ) 馬藺草(ばりんさう) 鴟尾(いちはつ) 【上段】 蘩蔞(はこべ) 麻(あさ) 蜻蚓(こうろぎ) 蘘荷竹(みやうがだけ) 【下段】 浅(あさ) 瓜(ふり) 大根(たいこん) 真桑瓜(まくわふり) 蕪(かふ) 【上部】 粟(あわ) 麦(むき) 竃馬(いとゞ)【「かまどうま」の異名】 【下部】 冬瓜(かもうり) 稗(ひえ) 茄子(なすび) 【上部】 稲(いね) 螽(いなご) 【下部】 小角(さゝげ)豆 蜀黍(たうきび) 芹(せり) 絵本類書(ゑほんるいしよ)世(よ)に多(おほ)し今 改(あらた)むるには あらず筆勢愚(ひつせいおろか)なるは至(いた)らざらんゆへと 御(み)ゆるし給へ唯(たゝ)初心(しよしん)の便(たより)にもなれかしと思(をもふ)のみ 正徳五《割書:乙|未》年霜月新板 《割書:大阪心斎橋筋順慶町北入》             渋川清右衛門 寛政六《割書:甲|寅》年霜月再刻 《割書:京寺町通松原下 ̄ル町東側》》  刊             今井喜兵衛           《割書:京寺町通松原上 ̄ル町西側》  行             今井七郎兵衛 【縦線が引かれて区切る】 絵本写生獣(ゑほんしやせいけだもの)図画(づぐわ)《割書:全部|二冊》 《割書:世にけだもの絵本おほしといへども|今あらたに残る所なく書□つし》              《割書:初心■手本これにまさるは□し》 【裏表紙 文字無し】 【白紙】 【白紙】 【白紙】 【文字無し】 【裏表紙裏(見返し) 文字無し】 【裏表紙 文字無し】 【背表紙】 YE HON SIYO-SIN FASIRA DATE 【資料整理番号のラベル】 JAPONAIS  365 【背表紙下部】 GARDIEN 1864 【冊子の天或は地の写真】 【冊子の小口の写真】 【冊子の天或は地の写真】