【枠外 資料では右】 明治廿四年三月廿一日 改新新聞 第二千四百三十五号  (工) 【枠内 右下から反時計回りで】 イトウまく かんがへて てんじやう しなす □□ 猿ゐるまで かへる 議鳥の 辞職ねがひ 壮士やとはれるために うでをみがく みやこぞはるの にしき なりける 〽ふしぎなものでなるほどこれがでんでと いふのか、おもしろいやあいてをまち がへておのうけをおれにきかせや がるヘンちくしやうめ 〽ぎゐんだらうがなんだらうがかしたかねは とらずには おかぬ 〽やれなさけないぞ まうとられることは 税のおもにゝ 百しやう こまる のりてがなくて くるまひき おほあくび 辞表の雨 げつきう へらされて てなまづ づゝう はちまき ことしや ほんとに あきんど なかせだ せつかく 日本人のふりを したものを あゝいまと なつては しかたない 〽東京の女□みたあげく にはきさまのやうな ふるにようばうは いやになつた 〽おやわたしに秋が きたと、このはく しやうをとこめ いろ〳〵な みやげが あるよ 【中央】 《割書:手始は|このころ》有喜【み】か升 【意味が通らない?】 これで じんだい やりくり するとは なさけないでぢや ないよこれでは愉快も【心年?】ナイカクでも しなければいけぬとは あゝ〳〵〳〵 清三?